パタプラ口語表現

生きた表現が多く、断然面白い。パタプラシリーズ両方やったからこそ分かるそれぞれの良さ

記事作成日:2024年3月21日

生きた表現が多く、断然面白い。パタプラシリーズ両方やったからこそ分かるそれぞれの良さ

利用者プロフィール

長谷川 行洋さん(60代・男性)
長谷川 行洋さん(60代・男性)

英検準1級(35年前)。小児科医師。話の内容を細部まで理解するには同じセンテンスを繰り返し聞くのが一番効果的だと実感し、パタプライングリッシュを購入後にパタプラ口語表現も購入。2023年7月から利用。

ネイティブ同士の話をもっと理解したい

── 現在のお仕事で英語は使われていますか?

長谷川さん:65歳で定年を迎えた後は、診療に加え教育や研究の分野で活動しています。

ビジネスで英語を使う機会は現在ほとんどなく、英語が必要な会議も専門的で限られた内容です。仲間と努力して英語を話す場を作っています。一方、リーディングやライティングでは英語が中心です。

── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。

長谷川さん:まだまだ、ネイティブスピーカー同士の話が理解できません。

英語が得意な人は「センテンスを真似していけば聞けるようになる。10分の話のうち最初は1分の内容しか吸収できなくても、いずれ5分10分と聞けるようになる。そういうサイクルに必ず入る」と異口同音に言います。

私も徐々に英語の細部まで聞けるようになってきたので、「やはり同じものを繰り返し聞くに限るな」と実感しています。

パタプラ口語表現はまさにそういった仕組みになっていて、同じレッスンを忘却曲線に沿って9回行うのは非常に効果的だと思っています。

上司と一緒にランチ。そんな場面で使える表現も多い

── パタプラ口語表現とパタプライングリッシュの違いはどのように感じていますか?

長谷川さん:最初はパタプライングリッシュから始めて、半年くらい前からは完全にパタプラ口語表現に移りました。(パタプライングリッシュのインタビュー記事「仕事でより英語を活かせるように。パタプラから全てが始まったと思うほど効果を実感

パタプラ口語表現で扱われている内容は生きた表現が多く、個人的には圧倒的にパタプラ口語表現の方が好きです。

入門という位置づけではパタプライングリッシュは大変良かったです。会議などビジネスに特化した即効性のある表現を先に学びたい人は、パタプライングリッシュから始めた方が良いのではないでしょうか。

パタプラ口語表現に出てくるのはもっと身近な表現です。ビジネスシーンにおいても、例えば上司と一緒にランチするシーンで使えるような、日常生活にも応用できるセンテンスが多い印象です。

会議で全員が真面目な顔をして座っている時の表現ばかりではないので、そういったところにパタプラ口語表現の面白さを感じています。

※パラプライングリッシュは、パターンプラクティス×チャンクの独自メソッドで、スピーキングを技能として習得するパタプラのシリーズ教材です。

── パタプラシリーズ以外に取り組んでいる英語学習があれば教えてください。

長谷川さん:アメリカ人が対話形式で議論を交わすPodcastを聞いています。ネイティブ2人が容赦なく会話している様子は、臨場感もあって良いですね。

内容は医療系の分野から一般的な話題まで多岐にわたりますが、レベルと興味が合致するものを選ぶようにしています。「今週はこれ」と決めて同じものを何回も聞けば理解も深まります。

一般的なものでは、The Wall Street Journal の Podcast のひとつ「Your Money Briefing」は、速度変化が簡単でスクリプトも見られるので重宝しています。その他は「Curiosity Daily」と「No Stupid Questions」などもお勧めです。

入浴時間にパタプラ口語表現、通勤時にPodcastを通しで聞くことに加えて30〜40秒くらいのスクリプトを繰り返しシャドーイング、週1回ペースで月150分のオンライン英会話をしています。

また、仕事でも英文を読む、書く、話す時間を毎日10分でも作るようにしています。

トレーニング方法も明らかに進化している

── 実際に購入されていかがでしたか?

長谷川さん:Podcastを聞いている時や国際会議に出席した際に、「この表現はパタプラ口語表現にも出てきたな」と気づく瞬間がぽつぽつとあります。そういった発見があると非常に嬉しいです。

── この句動詞・イディオムが良かったと感じた口語表現はございますか?

長谷川さん:例えば第1日目に出て来る表現の “Off the top of my head”、“in my book”、 “Having said that--“、”in a nutshell”、“long story short” などはかなりの頻度で使っています。

── 音声のみで行うビジネス英語×口語表現のメソッドはいかがでしたか?

長谷川さん:TypeA,B,Cと段階を踏むトレーニング方法はとても効果的だと感じています。パタプライングリッシュよりも諸々明らかに進化していると思います。

TypeCでパワーリピーティングも出てきますが、これに関しても文の前半部分をきっかけに全文を言うのはとてもいい練習です。

※パタプラ口語表現では、意味をきちんと理解し、さらに使いこなせるようになるためのステップとして、学習段階に合わせてTypeA、TypeB、TypeCの3種類の音声を用意しています。

※パワーリピーティングは、パタプラ口語表現オリジナルのトレーニング名称です。最初にリピーティングをした後、例文の文頭や前半だけを聞いて文全体を思い出し発話するトレーニングになります。

学習開始から3ヶ月単位でスキル向上を実感している

── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。

長谷川さん:入浴中のスキマ時間を利用して毎日取り組んでいます。最初の3回くらいは推奨レッスンの通りにやっていました。

長いセンテンスに対しては、最初の3回は巻き戻し機能を使わずに「言えなかったら仕方ない」と気楽に受け止め、完全でなくても先に進みました。

4回目以降は巻き戻し機能を活用し、それでも足りないと感じた時はテキストをワードにコピペします。これを繰り返し音読し、できるようになったらレッスンに戻るといった形でトレーニングしています。

パタプラ口語表現については全然ついていけないということはありませんでした。パタプライングリッシュを1年弱愚直に続け、以前よりは圧倒的に英語が話せるようになっていたからだと思います。

2023年7月にパタプラ口語表現を購入し、そこから3ヶ月単位くらいでスキル向上を実感できています。ポーズ内で全部言えなかったセンテンスも、3ヶ月後には「できるようになったな」と感じることが増えています。

一方でクリアできたと思っていたセンテンスでも、自分の口から出た言葉に改めて注目してみると冠詞や時制のミスに気づくことがあります。

現在は長年こびりついた癖が少しずつ改善され、間違いも少なくなってきました。あと半年くらい頑張ればかなりモノにできると思います。

※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。

── パタプラ口語表現はどのような位置づけで学んでいますか?

長谷川さん:パタプラ口語表現は最早生活の一部です。もっと練習が必要だと感じたセンテンスはワードに書き出す、Youglishで確認するなど、自分なりのやり方を加えていくことも大切です。

パタプラ口語表現には見出し語を使った例文が2つ取り上げられますが、色々な角度からセンテンスを見た方がより頭に定着すると思っています。

私の場合は上述のYouglishに加え、英英辞典で似たような表現を探し、近しい内容のセンテンスを見つけたらメモするようにしています。

また教材開発者の松尾先生がパタプライングリッシュのセミナーでChatGPTの話をされていたのも強く印象に残っており、自分でも活用しています。

例えば、パタプラ口語表現で学んだ語彙をChatGPTに10個ほど入れ、約500〜1,000語のストーリーを考えさせます。ChatGPTが作成したストーリーを1週間持ち歩き、スキマ時間を使って読むようにしています。

パタプライングリッシュを卒業した人にもお勧め

── どのような方にパタプラ口語表現をお勧めしますか?

長谷川さん:パタプライングリッシュを卒業した人や、「もっと幅広く学びたい」「ビジネスシーン以外でも応用したい」と考えている人にお勧めしたいです。

私はパタプライングリッシュ・パタプラ口語表現両方やってみて良かったと思いました。それぞれ特色は異なりますが、現在の自分の英語のレベルであればパタプラ口語表現の方が面白いと感じます。

── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

長谷川さん:パタプラ口語表現もパタプライングリッシュも、ビジネスで使えるお墨付きの表現がスマホだけで学べる最強の教材です。

松尾先生が監修されたセンテンスは受験英語などとは全く異なり、扱われている内容はどれも覚えておいて損はありません。スキマ時間を活用して愚直に10回くらい繰り返し取り組めば、英語力は相当伸びると思います。

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